こむら返り

何故 こむら返りが起こるの?

こむらは、ふくらはぎの古称です。こむら返りは、運動中、就寝中に、急にふくらはぎがつって、動けないほどの痛みが起こる症状です。
筋肉は、大脳からの信号を受け取って、伸びたり縮んだりします。この信号伝達に、なんらかの異常が起こり、こむら返りがおきます。(足がつった状態です。)

どんなタイミングで、こむら返りがおこるの?

急に、筋肉を動かしたり、筋肉を使いすぎて疲労がたまったときです。
準備運動を十分せずに、運動をしたり、激しい運動をして、汗を多量にかいたり、下痢をして水分が体の外に過度に排出された場合に、起こりやすくなります。

こむらかえりの原因は?

筋肉の血流が悪くなっている、筋肉の疲労、ミネラルやビタミンが不足していることがあげられます。
また、このような原因のため、こむら返りのような痙攣は、太もも、土踏まずでも起こります。

こむら返りが起こってしまったら?

こむら返りが起きたら、痛むところを片手の指で強く押さえ、もう一方の手で、足の指先を反るように引っ張ります。ふくらはぎの筋肉を伸ばしてください。
また、土踏まずが痙攣したときは、土踏まずを強く押し、足の指先を反るように、自分の方向へ反らせます。

こむら返りが起こらないようにするためのポイント

● 運動する前に、十分にストレッチを行います。
● 汗をかいたときは、ミネラルを含むスポーツドリンクを飲み、水分、塩分も補給します。
● 筋肉疲労の場合は、ぬるめのお湯で、ゆっくり入浴し、乳酸を排出します。
● 筋肉が冷えないようにし、寝る前に、マッサージをして、筋肉をほぐします
● 頻繁に、こむら返りのような痙攣が起きる場合は、内科に受診しましょう。

こむら返り、症状改善、治療のためのお薦め

入浴後、足を冷やさないように、レッグウォーマーを着けたり、靴下を履いたりして足を保温します。
入浴で汗をかいた後は、水分を補給します。スポーツドリンクを薄めて飲んでも良いでしょう。

就寝中も足が冷えないようにします。
湯たんぽは、寝る10分くらい前に、布団の中に入れておくと、冷たい布団に入らずにすみます。
熱めのお湯を入れると、6、7時間は温かいままです。ぬるめのお湯を入れると、3時間くらい温かいままです。
靴下を履いては眠れない場合は、湯たんぽを使うのがよいでしょう。
また、マグネシウムやカルシウムが不足すると、足がつりやすくなります。しばらくサプリメントで、マグネシウムやカルシウムを補給すると、足がつる回数が減ります。

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