巻き爪

巻き爪になるのは何故?

爪を切るとき、深く切ってしまったり、足に合わない靴を履いていると、巻き爪になります。
巻き爪は、爪が横に巻いている状態、また、爪の角がトゲのように肉に食い込むこと、炎症が起きていることを陥入爪といいます。

巻き爪を放置したら?

巻き爪になっている状態で、さらに深く爪を切ったしまうと、爪の端のい部分がトゲのように鋭くなり、肉に食い込んでくる恐れがあります。
傷ができ、骨まで最近が入り込むと、骨が溶けることもあります。特に、糖尿病の方は、掛かりつけの病院に相談するなどして、早めに対処しましょう。

爪が巻き始めたら?

大切なことは、深く爪を切らないことです。爪は、爪の先の白い部分を残して長めにきります。
つめの先は、真一文字に切ります。少し、真ん中がへこむくらいでもいいでしょう。とがった両端は、ヤスリで丸くしておきます。また、爪切りではなく、ヤスリを使いましょう。
爪切りだと、少しだけ切ることが難しくなります。ヤスリで少しずつ削って、長さを確認します。

陥入爪になったら?

肉に食い込んでいる両端に、小さく丸めたコットンをはさみます。入浴後、少し爪が柔らかくなっているときにコットンをつめましょう。
ただし、陥入爪で、出血を伴っていたり、痛みがあるときは、整形外科、外科、皮膚科に受診してください。
また、近くに整形外科、外科、皮膚科がある場合は、診療方法などについて聞いてみましょう。

巻き爪、陥入爪を予防するため、悪化させいないためのポイント

● 爪は深く切らず、爪先の白い部分を残し、横まっすぐに切ります。爪切りを使わず、ヤスリで爪を短くします。
● 足にあった靴を履きましょう。つま先に少し余裕がある靴を選びます。しかし、あまりゆるい靴は逆効果です。
● 巻き爪、陥入爪になったら、整形外科、外科、皮膚科に受診します。軽度のうちに治療しましょう。

巻き爪、陥入爪、治療のためのお薦め

爪が巻き始めたように感じたときは、爪を切らず、しばらく放置して爪をのばしておきます。
爪を切りたくなったら、爪の両端は切らずに残し、真ん中だけを少し切るようにします。

爪が長くなると、靴下やストッキングに穴があくのではないかと、つい深く爪を切ってしまいがちですが、切った爪の先を丁寧に爪やすりで削り、丸く、引っかかりが無いように仕上げておきます。
そうすることで、靴下やストッキングに穴が出来にくくなります。
爪は、本来指を守るものなので、指の先の高さまで爪を伸ばすという意識で、深く爪を切りたい衝動を抑えます。
軽い巻き爪なら、巻き爪の状態のまま爪を伸ばします。爪が伸びるにつれ、巻いた爪の部分が指の先より長くなります。
その時点で、爪を、指と同じ長さに、直線に切りそろえ、爪やすりで爪先を削り、引っかかりがないようにします。

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