頭痛の種類

片頭痛

頭の片側、または両側が、脈が打つようにひどく痛みます。吐き気を伴ったり、光、音に敏感になります。 片頭痛は、女性に多いといわれます。

緊張型頭痛

頭の筋肉の緊張やストレスにより、頭全体が締め付けられるように痛みます。肩や首のこりを伴うことがあります。 緊張型頭痛は、男女ともに幅広い年齢でおこります。

群発頭痛

一ヶ月から二ヶ月の間、ほとんど毎日痛みが続き、1、2時間痛みが継続します。片方の眼の奥が激しく痛み、目の充血が見られ、涙が出ることがあります。
群発頭痛は男性に多いといわれます。

片頭痛かどうかのチェック

● 月に数回、頭痛がある、数時間から2、3日続く。
● ひどいときは、自分の脈拍と同じ間隔で痛む。
● 頭の片側、または両側が痛む。
● 動くと痛みがひどくなる。
● 頭痛が起こる前に、肩や首がこる。
● じっと安静にしていると、痛みが治まることがある。
上記の半数以上が当てはまる場合は、片頭痛です。

緊張肩頭痛かどうかのチェック

● 同じような痛みがほとんど毎日起こる。
● 頭を締め付けられるように痛む。
● 頭全体、または後頭部や首筋が痛む。
● 体を動かすと、痛みが軽くなる。
● めまい、肩や首のこりを伴う。
● マッサージをしたり、お風呂に入り、血行が良くなると、頭痛が軽くなる。
上記の半数以上が当てはまる場合は、緊張肩頭痛です。

群発頭痛かどうかのチェック

● 1、2ヶ月間は、決まった時間に頭痛が起こる。
● 頭がえぐられるようにひどく痛む。
● 片方の眼の奥が激しく痛む。
● 激痛のため、じっとしていられない。
● 目が充血したり、鼻水、涙が出る。
● 頭痛がおこっている側と、同じ側の肩がこる。
上記の半数以上が当てはまる場合は、群発頭痛です。

偏頭痛の対処法

● 市販のアスピリンで痛みを抑える。
● 痛む部位を冷やす。
● 眩しい光や騒音を避ける。
● 痛みがおさまるまで、安静にする。

緊張型頭痛の対処法

● 首、肩のマッサージをする。
● ぬるめのお湯でゆっくり入浴する。
● 軽い運動をして、血行をよくする。
● 市販の解熱鎮痛薬で痛みを抑える。

群発頭痛の対処法

● 群発頭痛は医療機関に受診する。
● 群発頭痛が起こる期間の飲酒は避ける。

その他の頭痛

頭部外傷による頭痛

脳内出血を起こしている場合があるので(くも膜下出血など)、直ちに、救急車をよび、病院に搬送してもらい、救急処置をしてもらいましょう。

感染による頭痛

脳炎、髄膜炎などが考えられるため、医療機関に受診します。
いつもと違う頭の痛みを感じたら、直ちに、医療機関に受診しましょう。

頭痛を良く知るためのお薦め

頭痛がどのような原因で起こり、どのような症状であるかを、家族、友人に理解してもらうことは大切です。
また、肩、首の凝りをほぐす運動やマッサージなど、自分でできる頭痛予防を紹介する書籍も沢山出ています。

頭痛には様々な原因があると言われています。
頭痛薬を購入する場合は、医師か、薬局の薬剤師に自分の症状を伝えて、自分に合った薬を見つけてください。
鎮痛剤を飲んでも効かない場合は、医師に相談することをおすすめします。
また、鎮痛剤とアルコールおよび風邪薬を一緒に服用しなでください。

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